K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2012/8/26

治療に専念 from Kobe

8月8日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦の登板結果は、
4回2/3、10安打、8失点、2奪三振でした。

この日は左脇の状態が良くなく、しっかり腕を振ることができず、
真っ直ぐに頼ることができないなかでの登板となりました。
カットボールを主体にしてかわしてゆく投球で、なんとかゲームを作っていきたかったのですが、
初回はそれをできずに、2死2塁から4番のフェルナンデス選手に2塁打を打たれ、
いきなり失点してしまいました。

2回はコントロールに苦しんだこともあって、2つの四球からピンチを招き、
1番の聖澤選手に低めのカーブをうまく弾き返されて三塁打で2失点。
3回は無失点に切り抜けましたが、4回に1失点、5回に4失点と、
悪い流れを断ち切ることができませんでした。

状態が良くないなかでも、先発としての役割を果たしたかったのですが、
それができずに5回途中で降板したことは、悔しかったですし、とても残念でした。

8月15日の埼玉西武ライオンズ戦の登板結果は、
3回0/3、6安打、8失点、4奪三振でした。

この日は前回の楽天戦よりはコンディションが良くなってはいたのですが、
やはり左脇痛によりしっかり腕を振ることができず、
全力で投げられない状態が続いていました。
カットボールなどの変化球でかわしたかったのですが、
それもコントロールしきれず、カウントが稼げずに苦しい投球になってしまいました。

本来の自分のピッチングとは程遠く、すべてが後手にまわってしまい、
どこがどういけなかったかという以前に、
自分のコンディションを改善する以外にないという、この2試合でした。

チームの投手の台所事情により、状態が悪いなかでも投げさせてもらってきましたが、
この2試合ように、ゲームを作れない試合を続けてしまうと、
逆にチームに迷惑をかけてしまうので、
登録を抹消していただいて、治療に専念させてもらうことになりました。

今は、1日1日、患部が治癒しているのがわかりますし、
キャッチボールを再開することもできています。
今シーズン残り少なくなってきているので、
少しでも早くマウンドに復帰し、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいです。